大阪の友人の結婚式に行ってきた。
彼Rickyは、13年前、私の人生の転機となったアメリカ・ワシントン州、エバーグリーンステイトカレッジで1ヶ月過ごした仲間の一人。http://overture.ef.com/master/ils/destinations/us/main.asp?code=SEA3年前、私のウェディングパーティーに来てくれたにもかかわらず、かっこよくなってしまいまさかRickyだと思わず、夫Markの友達と勘違いをし、「今晩は」とあいさつされたとき、よそよそしく「今晩は~」と返事。「たぶん、Meg、俺だと気づいていんへんなと思ったよ。」と後日。その日から、忙しい中、わざわざ大阪から来てくれたRickyの結婚式の時には、絶対に誰よりも祝福しようと決めていた。そしてついにその日が来た。
さて、結婚式。沿岸沿いのハイアットホテルで。大きなホテルの結婚式は洗練されている。パターンが決められているので、選択していけば、自然に無駄のないプロがコーディネイトした演出になる。花嫁、花婿さんは余分なパワーやプレッシャーを感じることなく、ホテル側に安心して身を任せられる。花嫁さんもきっと自分の”美”に集中して準備できたであろう。(私の時の反省から。)ウェディングプランナーやウェディングドレス制作に興味がある私としては、いろいろな演出が気になる。
チャペルは近代的であるが、日の光がいっぱいに注ぐ、温かみがある幾何学的な白い建物。
式の最中、牧師さんの言葉にふと思い出す。3年前、ドイツ・マイナウ島で挙式をしたあの日のことを。永遠の愛を誓う言葉は何度聞いてもいい。初心に戻ることができた。(もう一度結婚式したいなぁ・・・。)
無事式を終え、撮影大会。Rikcyのためにアルバムを作ろうと、自分の写真集を参考に、人が撮らないであろう、アングルを探しシャッターを切る。
参列者が花びらを持って階段でお待ちかね。
大阪の方は着物で参加している人が多く、華やかだった。
純白のサテンドレスに花びらが舞い落ちる。きれい。
写真撮影大会。お2人は終始笑顔笑顔。ピースサインが大好きみたい。幸せをおすそ分けしていただいた。
披露宴会場は天井が高く、スペースに余裕があるある。こんなに大きな会場ははじめて。芸能人の披露宴を見ているようだった。
パープルの花1種類で統一。シンプルではあるが、ハッとさせられる演出。大きな会場では細部のこだわりより、全体感を大切にしている。勉強になる。
お食事もおしゃれ。量は男性にはちょっと足りない、と思うくらい。おしゃれに食するには少な目の量でちょうど良い。魚の前にかぼちゃのポタージュがあったが、写真を撮る前にぺロリ。お魚は皮がパリパリにんにくが利いていて香ばしかった。デザートは、プレーンな蒸しケーキをコーヒー風味でさらりと浸したような柔らかすぎずパサパサすぎずの新触感。サッパリ感さえある。コーヒーが出て終了。赤ワインがおいしくて、3杯もいただいた。
お色直しは色内掛。地毛で、左下に薄いパープルのバラを一輪。とってもキュート。1テーブルごとまわり、記念撮影。Rickyの弟君が撮ってくれた。逆に撮り返したら、「なんでオレを撮るやねん」と突っ込まれた。さすが大阪。でも、色内掛姿は、写真撮影後、一瞬ひな壇に座り、すぐに退場。もうちょっと見ていたかったな。こんなにステキなのに、ほんの数分しかお披露目できないなんて、残念。
披露宴は日本語、英語、北京語が飛び交った。会社の関係で青島からゲストが来ているとアナウンス。
「チ、チンタオ?!」
青島と言えば、2ヶ月前に行ってたばかり。今回、大阪観光せず、ホテルライフを満喫。オーシャンビューを眺めながら、最上階の中華レストランでお茶を入れてもらいながら、部屋でマッサージをしてもらいながら、「これじゃあ、青島アゲインだよ。」と笑っていた。そのうえ、Rickyと青島との深いかかわり。Wow!こんな偶然ってあるんだな。青島が急に身近に感じた。
新婦には、かわいい双子のような妹さんがいた。赤い振袖を振り乱し、一生懸命写真を撮る姿。姉をエスコートして退場する姿。余興で一生懸命ダンスする姿。今日一日はおねえちゃんのためにいっぱいはりきる。実は会場の中で一番輝いていたのは妹さんじゃなかったんだろうか。そんな姿を見て、「私の妹Chaiもこんな感じだったな」と思い出す。妹から見た姉の結婚式。姉のいない私にとって、初めて妹からの視点で結婚式を覗くことができた気がした。
最後のお色直しは真紅のドレス。藤原紀香の披露宴ドレスを連想させる。ステキ。私も着てみたい。この後、Rickyから新婦さんへサプライズ。誕生日を祝ってあげ、お花とケーキのプレゼント。彼女のために彼が何かをする。さすがRicky。私の夫婦にはない感覚。エバーグリーンでであった仲間の気質は男女関係なくRickyタイプ。企画することが好きで、行動派。これからも奥さんは何かしてもらうんだろうな。で、奥さんの笑顔を見てRickyが喜ぶんだろうな。
そこで我々も急きょRickyへサプライズ!(やっぱり行動派。)私が持ってきた13年前のアルバムから皆が映っている写真を2枚と、ハイアットのカードにエバーグリーンの仲間の寄せ書きを、やはりハイアットの封筒に入れ、テーブルコーディネイトの一部のリボンを拝借し、制作。Rickyがお色直しで席を立っている隙を見て、ひな壇のテーブルにこっそり置くことに。気づいてくれたかな?

友だちが作ってくれたと言うブーケにブートニア。シンプルだけど2人全体のコーディネイトしてしっくりマッチ。”全体感”をここでも演出。
最後のRickyのスピーチがすばらしかった。感謝の気持ちがストレートに伝わった。彼はお父様の会社を将来背負っていかなければならない立場。会社色が濃く出てしまい、会社のPRの場になってしまった結婚式を何度か経験し、「あ~あ。2人の晴れの門出にどうか・・・。」と首をかしげたことがあった。でも、彼の結婚式は会社の色が見え隠れしつつも、ここに集まった人すべての暖かさを感じた。Rickyが胸いっぱいになり言葉詰まらせると、思わず「Ricky,がんばれ~!」と叫んでしまった。私だけでなく、何人もの人が。花嫁さんより花婿さん主役の結婚式はこれで2回目だった。きっと、奥さんがRickyをこうやって影で支えていくんだな、と未来の2人を想像するとほほえましくなる。こちらこそありがとう、Ricky。あなたの新しい人生のスタートを見守る機会をあたえてくれて。ずっと応援しているからね。それにしても、英語のスピーチはもちろんだけど、北京語のスピーチにはびっくり。英語よりうまいんじゃないかな?私も負けてられないな。英語はもちろんだけど、今勉強しているドイツ語もがんばらなくては。
スクリーンにはアメリカ時代の懐かしい写真や、帰国後集合した写真が映し出される。「私の人生を大きく大きく大きく変えたエバーグリーンでの経験。大切な宝の一部がRickyであり、ここに再集結した仲間、いや同志。怖いもの知らずで将来が見えず、がむしゃらに突っ走っていた。まさか今のような自分を、あそこに映っている私は想像しなかっただろう。」あのときの自分に話しかける自分がいた。逆にあのときに自分に励まされる自分もいた。複雑な心境、というよりは、宙にういてしばらく身を任せたい気分だ。この結婚式が何か自分の内なるところをくすぐっているのだろうか。
亀もお祝いしている。Ricky、結婚おめでとう!末永くお幸せに。
そしてもう一度、結婚式でエバーグリーンの同志を再会させてくれてありがとう、Ricky。この同志は一生大切な存在だと、改めて実感。13年歳を重ねたこの同志と新しい時間を作っていこう。